ロクでなし魔術講師「グレン」デッキレシピ&解説(すしおさんより)
はじめまして、すしおと申します。
名古屋地区にて入賞したレシピと地区のレポを書かせて頂くことになりました。
1.デッキレシピ
キャラ;23枚
ロクでなし魔術講師「グレン」(パートナー)4枚
フィーベル家の次期当主「システィーナ」(全体2/0or0/2上昇、)1枚
いつも通りの日常「システィーナ」(3焼き1ドロー)4枚
アルザーノ帝国魔術学院の教授「セリカ」(スキメタ直メタ)3枚
その笑顔は今もこの胸に「セラ」(控えからキャラ登場)4枚
周囲となれ合おうとしない皮肉屋「ギイブル」(焼きメタ、控え荒らし)2枚
意外な相性「テレサ」(中央曲げメタ、控え荒らし)2枚
王室親衛隊総隊長「ゼーロス」(覇王)3枚
イベント;23枚
呪文改変 4枚
【ゲイル・ブロウ】(カボチャかぶれ)3枚
固有魔術【愚者の世界】(自動無効)4枚
【グラビティ・コントロール】(うたた寝)1枚
【イクスティンクション・レイ】(裏取り)2枚
【ブレイズ・バースト】(単独先行)1枚
ズドン!(イベント枚数依存呪文)1枚
感応増幅者(先制防御orレスガ付与)1枚
漢の中の漢(ダメ減少)3枚
見つけた居場所(セット割りor裏取り)3枚
セット;4枚
つながれた鎖(先に待つもの)2枚
一晩でお星様(焼きメタ、蜂蜜水)2枚
エクストラ;10枚
思わず赤くなる「システィーナ」(世莉架単騎)3枚
愚者の世界「グレン」(智樹単騎)3枚
あの頃の感覚を取り戻せ「グレン」(千鶴単騎)1枚
ロクでなし魔術講師と禁忌教典(タイトルイベ)3枚
2.使用理由
自分の読みとして、名古屋地区では『このすば』の「アクア」と「ダクネス」、『レクリエ』の「アルタイル」が多いと思っていたので、ここに有利が取れて且つ一没からでも狙えると思ったパートナーを使いました。
多少の分からん殺しも期待してましたが、効果があったのかは定かではありません。
コンセプトとしては固有魔術【愚者の世界】を使用するのは勿論、愚者の世界「グレン」でしっかりトップを確認しつつ、焼きや直ダメを絡めて攻めるといったコンセプトになります。
3.カードの説明
いつも通りの日常「システィーナ」
思わず赤くなる「システィーナ」
みんな大好き焼きムーブ。パートナー落としてから殴れば勝てるって強プレイヤーが言ってました。
その笑顔は今もこの胸に「セラ」
王室親衛隊総隊長「ゼーロス」
「セラ」のテキストは見れば分かる強カード。
ゼーロスが登場していれば、 セラ登場(直ダメ1)→セラ効果でシスティーナ登場(焼き3&直ダメ1)→EXシスティーナ登場(焼き5&直ダメ1)→EXシス効果で登場(焼き3&直ダメ1) の綺麗な動きができます。
これは直ダメと焼きを合わせた動きは個人的にかなり気に入っている動きですので、初期構築段階からずっと入っています。
勝手に「セラティーナ」と呼んでいますが、既に名前が付いていたのなら赤面必死です。
問題はセラ登場とシスティーナ登場でドローがかさばるのと、中央焼き中にレベルアップされる場合があること。
ドロー問題は1枚挿しのシスティーナを挟むか攻め札を使う前提で動くようにします。
レベルアップ問題はそもそも相手中央がレベル2までは無理に行わず、「あ、レベル上がったけどオートないからうたた寝打ってやれ」くらいに動ければいいですね。
意外な相性「テレサ」
パートナー単騎後に打たれる降り幸系テキストに、そしてパートナーだけを焼きにくる相手に対抗するために採用。
下は過剰ドローの要因にもなりますので注意します。
登場コストにしても、足りない復帰を補填しているのがありがたいですね。 攻撃が0という点以外は完璧なキャラですね、モブのくせして可愛いし(まぁロクアカ見てないんですけど
イベントの1枚系は「呪文改変で使い回せるから」という理由の他に、「枠を無理やり空けた結果」というのもあります。
漢の中の漢
防御の要その一。
序盤から使えるのと、控え除去のヘイトが高いので3枚。
【ゲイル・ブロウ】
防御の要その二。
耐久が低い相手にぶつけられれば最強の防御札になります。攻めてる時に焼いていけるのも良いし「ゼーロス」の裏取り発動にも繋げられますね。
見つけた居場所
もっと使いやすいセット割をください。「ダクネス」でいう「チキンレース」レベルの面倒なセットを割ることを前提に。
繋がれた鎖
どれだけ相手の数値を下げて、且つこちらの数字が下がらないように、と入れたセット。
「アルタイル」が焼きやすくなると考えました。
一晩でお星さま
知り合いのダクネス使いにめっちゃ裏取られたので入れた、焼きメタ+蜂蜜水セット。
4.名古屋地区レポ
1回戦 ダクネス(新) 先攻
想定したパートナーその一。
とりあえず貫通付与をされないようにしてから自ターンにグレン単騎でダクネスにリベンジ&ギイブル乱入&カズマ除去。
失策を打たれずパンチしたら16枚前後吹き飛んでからオート。
次の相手の攻めも上手くいなしながら今度は直ダメでちびちび嫌がらせ。
相手山札が少なくなった辺りで数値の上がったダクネスがカズマ効果でオートして殴ってきましたが、防御札とオートで返しをもらえたのでセラティーナ(直ダメ)して勝ち。
2回戦 アクア(新) 先攻
想定したパートナーその二。
セリカからスタートでボチボチの流れ。
先行2ターン目に愚者の世界からうたた寝を絡めた、グレン&ゼーロスのパンチで山が大量に削れる。
相手ターンは【ゲイル・ブロウ】でダメージを軽くしながら山札差を詰められないようにする。
数ターン後には相手の山札も少なくなっていて実質ファイナルターン。
フレンド全面除去されて中央にうたた寝を打たれてがっつりダメージを受ける瞬間が出来るも、最後のオートが下から6枚目辺りで止まってくれたので返しにセラティーナで相手の山を0にして勝ち。
相手の攻撃中にいきなりキースが登場してきて直ダメを1点飛ばしてきたのはマジでヒヤッとしました。アクア相手なら相手ターン中に打つこともないと思っていたので、同じマッチをする際には気を付けたいです。
3回戦 ムラサメ 先攻
完全に想定していなかったですが、自動を止めれば攻めは上手くいきそうなパートナー。
防御札が握れずに厳しいと思いきや、一発目のオートの位置が良くダメも抑えられました。
返しにスキル無効のセリカで防御面を作る。
攻めは細かくダメージを与えて返しにヒィヒィ言いながら防御を続けて互いに山も時間も残りわずか。
とりあえず焼きを有効にするため焼きメタセットを割る。
その後、(一気に攻める?でも相手まだレベル2?さっき引いたっぽかったよね?それとも次のターンまで延ばす?でもレベカ引いたし?どこまで攻めれば勝てる?)と長考気味になったあたりで相手が投了。
オポ的に考えて引き分けよりはマシ、と判断したとのこと。
本当に色々すみませんでした。
ちなみに相手はレベカを2枚も引いていたらしく、ズドン!で負けるまでが見えたようです。
決1回戦 アルタイル 先攻
想定したパートナーその三。
初ターンでセラ→システィーナ→EXシスの8点で中央を落としてスタート。相手は中央単騎→颯太登場→乱入まりねと個人的にはかなり嫌な初動。
そこでは貫通が付かなかったので貫通付与に気を付けながらいなして次ターンはEXシスレベルアップ→効果でシスティーナ登場→永続上昇メタセットで再び中央落として自動止めながらパンチで10枚以上削ってオート。
その後は焼き3減菊地原の登場→EXで回収メタが対象取れずになったり、その菊地原、ダブルネームEXにさえチェルミセットがついたりで手が付けれられない事態になりつつも、リベンジ内臓イベントは打たれなかったので中央のぶつかり合いになる。
相手が唯一止められなかった直ダメと、中央の少しばかりのオーバーによるダメージで無理やり押し切って勝ち。
決2回戦 朝武芳乃 後攻
全く想定していなかったですが、自動をしっかり止めればかなり有利なパートナー。
相手のEXが中央に乗ったターンに、愚者の世界を使った状態で表のグレンがいるとEXデッキに戻りません。
これを逆手に、多少ハンドを使ってもひたすらグレンの表を維持する戦法に。
当然中央が変わっているのでオートはなし、少女互換もなかったので攻めると相手はダダ受け。
途中から攻撃減少メタも張って攻める体制は万全、防御は漢でかなり軽減できたのでそのままの流れで勝ち。
決3回戦 ベアトリス 先 攻
自分の読みでは『ダクネスが多い=相性が悪い(と勝手に思っている)ベアトリスはもういなくなる』と踏んでいたので、最後の最後に自動無効を活かせないマッチに。
まぁ死に戻りは止まるんで大きなアドは確かにあるんですが……。
とりあえずセリカ登場からスタート。
中央焼きを意識するも早々に見えざる手がセットされて攻めが難航。
テレサが来てくれて失策を回避するも引いたセットは焼きメタの方、くるくるベア子で8減を2ターン連続で撃たれてほとんど攻めれず。
一度キャラ事故防止での往復ドロー&セラ経由で大量ドローをしたタイミングで、セット割&システィーナの焼きで中央裏&ちょっとした除去で攻めるも、トップでオートされ全くダメージを与えられず。
返しにはまた見えざる手がセットされ、更にこちらのプレミで愚者の世界がどんどんバックヤードに送られる始末。
最終的に時間切れエクストラターンに入った時点で固有魔術・単先・うたた寝が全て除去され、セットを割ろうにも長期戦になっていてEXのネーム持ちが足りず、見つけた居場所が打てない状態。
セラ登場で山をギリギリまで使って攻めようとするも、残っていたのはほぼ防御札のみ。
前のターンに見せられた棄権2枚でそのまま負け。
盤面は、自分がセリカ→ゼーロス→テレサ→システィーナでセット込みで「焼きメタ・直ダメメタ・蜂蜜水・永続上昇メタ・攻撃減メタ・覇王」。
相手がPRエミリア→ラム→ヴィルヘルム→スバルでセット込みで「焼きメタ・攻撃減メタ・直ダメメタ・覇王」。
メタはこっちが異常に立っていますが、自分の攻め手ががっつり止まったのもあり、ベアトリスのスペックで互角以上に守られてしまいました。
グレンは出たばかりで構築はまだ調整の余地がある段階だと感じていますが、公開された名古屋地区のパートナー分布を見ると出来すぎているほどに「環境にあったパートナー」だったと思います。
これからノゲノラの発売もあるので、再度「何が必要で何が不要か」を考えなくてはなりませんね。
ここまで読んでいただいてありがとうございました。
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