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Chaosキューブドラフトの紹介

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こんにちは、しのんまいまいです。
今回は、非公式フォーマットとなるChaosキューブドラフト・・・長いんで「キュードラ」にさせてください。
を、紹介します。

 

 

 


0.まずはじめに。

このフォーマットのルールの基盤を作るにあたって、ドラフトに必要なカードを流してくれた皆さん、本当にありがとうございます。
皆さんからの提供がなければ、このフォーマットの紹介は難航していたと思います。
やりたくなったら是非ご連絡ください。

   

 

 

1.キューブドラフトのやりかた。

まずドラフトについて。配られたカードを複数のプレイヤーで一枚ずつ順番に選択していき(pick)、自分が取ったカードと基本土地のみでデッキを構築してゲームを行うMTGのフォーマットの一形式。
キューブドラフトとは、ブースターパックを使用しないで行われるドラフトの方法になります。
「キューブ」と呼ばれる、十分な枚数のカードの束を準備し、これを15枚1組に分けて、それを「パック」に見立ててドラフトをします。
過去には、2012マジック・プレイヤー選手権でも採用されたフォーマット。Magic Online上でも、過去の様々なカードで構成されたキューブドラフトが行われています。

これをChaosでもやろうということです。
MTGとは構築ルールも違うので、キューブの組み方も異なります。

キュードラをするために必要なカードやルールがあるので、一つずつ解説していきます。
MTGとの相違点を修正していくといった感じです。

 

 

 

2.最初に用意する、キューブの作り方。及びデッキ構築について。

 

①「パートナーを選ぶ→ドラフトをする」

Chaosの特徴として、メインデッキに積むことができるカードで全く効力を発揮しないものはほとんど存在しません。
MTGのドラフトだとpickしている最中にカラーリングを決めてしまうので、相手に強いカードを渡さないためにあえて違うカラーリングのカードをpickすることがあります。
また最後に残ったカードが完全に別のカラーリングだったりと。
なのでpick終了後にカラーリングの違うカードを抜いたりします。
ただChaosはネーム指定がない限り、全く使えないカードはほとんどありません。
なので専用カードを入れないようにしておけば、だいたいのカードは抜く必要がないわけです。
なのでキューブの枚数は区切りよく、プレイヤーの人数×60枚を用意すればいいと思います。土地も必要ありません。

そのキューブの中にキャラ、エクストラ、イベント、セットを入れるわけです。
枚数配分は四人分目安で
キャラ110枚
エクストラ40枚
イベント60枚
セット30枚
合計240枚になります。
これを割ると、Chaosの基本的なデッキの配分の60枚に近くなると思います。
セットに関してはセット嫁を考慮した枚数なので、セット嫁の枚数次第で減らしてもいいかもしれないです。

六人で360枚

八人で480枚

八人が最大人数かと思います。

問題なのはパートナーについてです。レベカとか色々気になりますよね。
そこで提案するのは、キューブとは完全に別のパートナーの束を用意することです。
その中からランダムで選んでもらってから、ドラフトを行ってもらいます。そのほうがpick基準もできてやり易いです。

エクストラデッキもメインデッキのカードと混ぜてドラフトします。分けて行うのは時間もかかりますし。

ここまでで、「パートナーを選ぶ、ドラフトをする」までの流れは説明できました。
次に、「非採用カードの選定と、レベカの用意」について。

 

②「非採用カードの選定と、レベカの用意」

Chaosのデッキ構築の大前提として、「メインデッキはパートナー含めて50枚、エクストラデッキは10枚以下」というのがあります。
基本的にこれに準拠する形となりますが、少し問題があります。エクストラデッキはいいのですが、メインデッキが足りなくなる場合は?というもの。
そのままだとメインデッキは足りないわけですが、ここでレベカの用意について説明します。

レベカは非採用カードを三枚スリーブから取り出して裏向きにしたものを使います。
補正値はパートナーと同じにするが理想です。愛紗の+3/+2補正値は少しわかりにくいので。
パートナー+レベカ+その他のカード=50枚が理想ですね。

ここで先ほどの問題に戻りますが、メインデッキが足りない方はエクストラを裏向きにしてレベカとしましょう。
そうすればメインデッキの足りない枚数くらいは補えます。
試運転したときにメインデッキが足りなくなる人は一人もいませんでした。

(12/11追記:今もメインデッキが足りないという意見は聞かないので、このルールで問題ないかと思います)
デッキの枚数が少ないってデメリットの方が大きいし問題ないやろっていう安直な。

エクストラデッキは逆に足りなくなる場合が多いです。気を付けましょう。

増えたデッキは削ってください。

pickしたカードが60枚、パートナーが1枚と最低でも1枚は抜かないといけないのは覚えておいてください。

 

③あとは対戦!!

作ったデッキで同じようにでっきを作った人と対戦しましょう!!
普段のネオスタンダードではお目にかかれないようなシナジーがここに!!??

 

 

 

3.特殊ルールの採用

 

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①アペンドルール:俺嫁の適用

すべてのカードに、アペンドルール:俺嫁を適用します。

「アペンドルール[俺嫁]を持つカードは、あらゆる領域、あらゆる状態において、基準定義の効果としてすべての作品名を持ちます」
これでストレスなく回せるわけです。
俺嫁の適用については、ドラフトするために用意するべきカードのハードルを下げることにも繋がります。
同OS指定のないカードってけっこう選ぶんですよね・・・。てか最近は同OSコストの多いこと多いこと。

 

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②アペンドルール:フレンズ

こちらは補足。

[永続]このカードはエクストラデッキにいれることができる。
[永続]【裏でも発動】このキャラはレベルアップできる。
[自動]【フレンド】このキャラがレベルアップした場合、追加で、このターン中、自分はパートナーのレベルアップを1回行なってもよい。

エクストラデッキのとこが大事。

フレンズが書いてあるけもフレのカードはアペンド通りどっちにも積めるよってこと。俺嫁とアペンドルールが重複しますが気にしないでください。
けものフレンズのアペンドルールによって、各デッキの枚数不足を補えたりします。
けもフレのエクストラから登場させる効果はエクストラ登場じゃないから、通常のエクストラ登場とは別に出せます(通常のエクストラ登場はEX発動ではないとの回答を公式からもらってます)

カコさんを採用すると面白い動きができるのでオススメです。

 

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③エクストラキャラの登場について

「1ネームのみのエクストラキャラを登場させるとき、どのキャラの上にも登場させることができ、キャラ名はエクストラ元のキャラ名を引き継ぐ」というルールを追加します。
これでどのキャラもエクストラ登場できるので復帰が簡単になったり、動きが柔軟になります。
2ネーム以上の&持ちのエクストラキャラについては、登場のさせ方を検討中。どうやってもルールが難解になりそうなんですが、使ってあげたいですよね。

 

12/11追記

2ネーム以上の&持ちのエクストラキャラの登場について。

こちらは木組みの街の効果を真似たものを採用。手札をなんでも二枚捨てればルールとしてのエクストラ登場で使えるようにしました。

しかし採用するものによってはパワーが異常に高かったりするので、ドラフトに入れるカードは慎重に選びましょう。

特殊ルールが増えることに変わりはないので、採用しないことも十分検討されます。

 

 

 

特殊ルール(うち一個は補足)はこれだけです。
すぐ順応出来そうなルールのみ採用しているので、やりやすいかなと思っています。

 

 


キュードラの解説、及びルールの設定はここまで。

 

次の記事で、キュードラ向けカードを紹介していきたいと思います。