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銀髪のハーフエルフ「エミリア」デッキレシピ&解説 前編

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お疲れ様です、しのんまいまいです。
今回はゲートCSで使った、"銀髪のハーフエルフ「エミリア」"の解説です。

文量が多くなってしまったので、二回に分けて公開します。

 

 

1.デッキレシピ
2.OSリゼロについて
3.エミリアについて
4.ゲートCSで握った理由

5からは後編で。
5.ターンごとの展開
6.その他のカードの解説
7.総評

 

1.デッキレシピ

キャラ:29枚
銀髪のハーフエルフ「エミリア」(パートナー) 4枚
無知無能にして無力無謀「ナツキ・スバル」(覇王) 4枚
男は度胸「ナツキ・スバル」(シマたん) 1枚
慇懃無礼な毒舌「レム」(R遥) 3枚
笑顔に浮かぶ涙「レム」(PR) 3枚
手のひらサイズの精霊「パック」(専用その1) 4枚
得意げな笑顔「ラム」(ジーナ) 3枚
エミリアの後ろ盾「ロズワール」(専用その2) 3枚
夜の付き合い「クルシュ」(キャラ懇願) 2枚
腸狩り「エルザ」(杉並) 2枚

イベント:15枚
知恵と勇気の合わせ技(かぼちゃ) 2枚
特別な時間(棄権) 4枚
氷の盾(懇願) 2枚
くるくるベア子(ぼっこ&ノーコストセット割り) 2枚
パックの怒り(焼きor裏取り) 3枚
魔女教の襲撃(悪夢) 2枚

セット:6枚
見えざる手(攻撃減少メタ&焼きガンメタ) 2枚
闇を切り裂く白光(帽子) 4枚

エクストラ:10枚
当然の疑問「エミリア」(リゼ単騎) 2枚
清々しいまでの身内びいき「レム」(智樹単騎) 2枚
頬を染める「レム」(世莉架単騎) 1枚
見過ごせない状況「エミリア」&「パック」(裏取り&後攻切り開く) 1枚
死に戻り(スバル専用全復帰) 3枚
ゼロから(永続2/2上昇&スバルレストメタ) 1枚

 

 

 

2.OSリゼロについて

 

このOSで注目するべきは、やはり"死に戻り"と"ゼロから"の二枚です。

 

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"死に戻り"は相手ターン中にスバルがコスト以外で裏になることで、自分の全キャラがエクストラキャラの一番上のカードを裏で戻して表スタンドになり、スバル以外がガードできなくなります。


全キャラ表スタンド化という観点から。
メインフェイズ中に死に戻りを捲るのは例外のため後述。
バトルフェイズ中にスバルがバトルなりカードの効果で裏になって死に戻りを使えば、他のキャラがガードできないという制約はありますが、ノーコストで庭園ランチ(棄権亜種)を使っているようなものです。
これでスバルが再びガードキャラに選べるようになります。
また、次のターンの展開が非常に容易となります。スバル以外のキャラも表スタンドになるので、次のターン裏リバース登場のキャラも出しやすくなります。
エミリアがパートナーの場合はそこから自分のキャラを裏にできるので、死に戻りを使った次のターンは全ての登場条件のキャラを出せる状況といえます。

 

「エクストラキャラのフレンドの一番上のカードをエクストラデッキに裏で戻す」というのも重要な項目です。
これでエクストラキャラを使い回すことができます。エミリアではPRレム単騎をそのままキープする場面が時折ありますが、この効果のためです。

 

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三月末発売のnavelのアップデートスリーブに収録される"乙女理論とその後の周辺  -Belle Époque- "には、このエクストラキャラの使い回しをメインとしたテキストがあります。
こちらはメインタイミングでエクストラデッキに戻すので、どんな動きをするのか楽しみですね。

既に超次元と騒いでいる気もしますが、それはまた別の話。。。

 

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次に"ゼロから"です。
条件を満たせば表になり、全体永続2/2上昇とスバルにレストメタがつきます。
全体永続2/2上昇は言わずもがな。攻守にわたって強化されます。
続いてスバルのレストメタ。
こちらはぶっ壊れかと思うくらいのテキスト。除去手段が裏取りしかできなくなる強力キャラの完成です。
ゲートCSでは、このレストメタが非常に役に立ちました。


共存と違って、ゼロから盤面のキャラの裏表云々に関係なく発動するのもいいところ。

 

同タイトルで収録されたPRベアトリス、まほいくのマジカルロイドなど永続上昇無効のキャラが最近登場しましたが、あまり視野に入れてません。

 

特権エクストラの説明もこれくらいにして、エミリアの説明に入ります。

 

 

 

3.エミリアについて

 

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エミリアはリゼロの特権をこれでもかと使った中央です。

 

まず中央テキスト。

 

ドローテキストは基本的に使いやすいものとなっています。
自身がキャラの登場コストで表から裏になったときにも発動するので、1ターン目からでも安定して手札を増やせます。
また自身の表裏テキストから動き始められるので、メインドローのパートナーと遜色ない手札枚数でスタートできます。

 

表裏テキストは歴代表裏中央と比べても最強クラス。
まずテキストさえ喋れば0/3上昇、スバルがいれば3/3上昇。
さらに自分ターンに相手の控室を2枚バックヤードに送ればスバルが表になります。このバックヤード送りはスバルがいなくても使えるのがポイント。
先程のドローテキストに何故か(?)0/2上昇もついてるので、テキストを喋れば0/5上昇スタートの最大3/5上昇ということです。
この耐久力が簡単に5も伸びるのはエミリアのめちゃくちゃ強いところ。相手ターンに守りやすくなります。

 

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バックヤード送りも"ゼロから"や"無知無能にして無力無謀「ナツキ・スバル」"と相性がよく、テキストの使用回数がゲームの勝利に直結しているといっても過言ではありません。

 

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またエミリアはパートナーながら、エクストラキャラになることが非常に多いです。
エミリアパックは言わずもがな、エミリア単騎もこのデッキには二枚入っています。


エミリア単騎はキャラ回収ができます。
このカードもあって、エミリアのキャラ配分は少し散らしている節があります。
スバルの投入枚数が5枚と少なめなのも、こちらが主な理由の一つとなっています。

 

またエミリアはエクストラキャラして剥がせば、表裏テキストをもう一度使えます。
これでバックヤード送りが1ターンに2回使えるというわけです。バックヤードの枚数とも相談して、タイミングを見計らって使いましょう。

 

ここからは、エミリアの専用フレンドや特権的なカードを紹介。

 

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次に専用フレンドのパックです。
この専用フレンドはパートナーにレストメタを与えます。なので中央がエクストラキャラになっても安心です。
うたた寝やゴヴニュハンマー互換のメタにもなるので、思ったよりヘイトが高い1枚です。
もう一つのテキストは、カードの"効果"で裏から表になったとき、キャラ一体が2/2上昇します。
このデッキだとエミリアのスバルが表になるテキストは勿論、"特別な時間(棄権)"や"死に戻り"でも誘発したりと思ったよりタイミングが多いです。
この上昇テキストは裏でも発動なので、パックの状態を気にせず使えます。

 

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次に専用フレンドその2こと、ロズワールです。
永続2/2上昇しながら焼きメタと、エミリアネームを要求したことでテキストが一つ増えています。
焼き中央に対してや、サイズが足りないと思う相手に対して使いましょう。
パックより優先度は低いフレンドです。ただ、パックもよく盤面から消えます。こいつら専用フレンドなのか・・・?
(実際一番の専用フレンドに近いのはスバルです。。。)

 

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後攻限定切り開く未来こと、エミリアパックです。


登場時に登場持ちキャラの裏取りとパックの登場。
エミリアを握る理由の大半は、やはり後攻で盤面数を覆せることでしょう。
裏取りをしながら登場するパックも仕事は多くアタッカーでもあるので、エミリアパックを使ったターンはダメージを与えるチャンスであるのは間違いないです。

先攻でも攻撃の起点にすることができるので、盤面で合体することもしばしば。


また、このカードは覇王スバルとの相性が非常に良いです。
パックの登場は乱入以外でのキャラ登場なので、普段の直ダメよりも1点多くなります。

もう少しで"ゼロから"や覇王が発動するというときにおすすめ。
またキャラが変わるので、エミリアのパートナーテキストをもう一度使えます。
直ダメが増えエミリアテキストももう一回使えるなど、覇王を活かした勝利にかなり近付ける一枚です。

 

 

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パックの怒りです。爆裂とも呼んだり。
条件付きとはいえ相手キャラ1体に10点焼き、簡易なフレンド裏取り、そして敵味方関係なしの手札枚数分の全体焼きという、攻撃的なテキスト三点盛りです。


まず10点焼きから。
エミリアはフレンドの除去に長けたパートナーではないので、パートナーを裏にするのが主な目的になるであろう10点焼きは、後半だと結局フレンドで耐えられて威力が半減しかねないです。
なので2,3ターン目を目安に使うのを想定してください。
既にフレンドがアタックしてレスト状態の場合や、"見過ごせない状況「エミリア」&「パック」"や"頬を染める「レム」"(世莉架単騎)でフレンドの除去が見込めるときに使いましょう。


次に裏取り。
こちらは相手のスキメタ等の、厄介なキャラを除去すればダメージを通す算段がつくときに使います。
他のテキストに比べれば使う優先度は低いですが、焼きメタの有無に関わらず裏取りができるのは大きいです。


最後に手札枚数分の全体焼き。
これを狙いにいくのが、エミリアの勝ち筋の一つです。
対面してるパートナーによって焼きたい点数は変わりますが、最低でも6〜8点くらいは出せるようにしましょう。
パックの怒りを狙う場合の動きですが、


相手ターンにエミリアテキスト帽子で二枚、
ターンをもらってドローフェイズで一枚、
エミリアテキスト帽子で二枚、
中央単騎パージからのエミリアテキスト再起動帽子で二枚
(後半なら杉並で二枚バウンス登場で一枚増えたり)


これで手札が7枚増えるので、最低でも5点は狙えるかと思います。
レム単騎でレベカを固定して防御札を使わずに相手ターンを乗り切れれば(他に乗り切れる手段があればそれでもよし)、このデッキの最大点数である13オールが叩き出せます。さすがにだいたいの中央は殺せるでしょう笑
また自分のキャラにも焼きは飛ぶので、杉並で裏のキャラを戻したり、"見えざる手"などの焼きメタでこちらにダメージが飛ばないようにと一工夫しましょう。

 

 

4.ゲートCSで握った理由

やはり後攻でもワンチャンではなくしっかり勝てる見込みがあるのは大きいと思っていました。
2016年後期も同じことを考えエミリアを使っていました。
エミリアパックはそれだけ大きい役割を持っています。

パックの怒りで相手中央を裏にすればダメージも十分入ると思います。


また事故率が低いのもポイントですね。
どの登場条件のキャラでも初手にあれば、基本的に着地に苦労することはないので。


それと、ちょうど新弾だった魔法少女育成計画に勝つ、わかりやすい何かも欲しいと思っていました。
それが"ゼロから"によるスバルのレストメタです。

 

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まほいくのデッキにほぼ投入されていると想定していた、RRねむりんとRリップルのタップテキストを無視できるのは非常に守りやすいです。


最後に、一方的に不利な対面がほぼ存在しないことです。
勝ち筋がパックの怒りの焼きだけでなく覇王の直ダメで狙っていく試合もあるので、常に厳しい動きを強いる必要はありません。


貂蝉で恋姫を毛嫌いしてエミリアを使わない人も多いかと思われますが、PRレムのやその他女性キャラも大勢いるので、あまり悲観的にならなくてもいいかなーとは思います。

盤面が完成したら男性キャラは基本的にスバルだけなので。
ただ、袁紹にだけは絶対に勝てません。これだけはどう覆っても無理です。

 

 

前編はこれくらいで。

後編も急ぎで書きます。それでは!